しゃちょーさん日記

デイサービスすみか寿の吉村です。

 

今日は、戦争のお話。

 

90台の女性のご利用者から聴いた話です。

「戦争の時は、大阪が空襲で、親戚が大勢疎開してきてた」

「お風呂に入るのも大変で、いつになったら自分の番が来るんかなあ…って毎日思ってた」

「今みたいに一人ずつはいるのと訳がちゃうのに、番がなかなか回ってけえへん」

「奥の間も中の間も人でいっぱいやってなあ」

「米や大根、芋を分けてくれって、都会から人が来たで」

「女の人は、絹の着物を持って、10歳くらいの子供も一人でようきてた」

「子供はかわいそうで、米と芋をようあげた」

「村の男の人も戦争に取られてな」

五右衛門風呂 画像 に対する画像結果

 

のどかな田園と山・森の風景は、今も戦時中も変わらないのでしょうが、

人の暮らしは、随分と変わりました。

人の心が、昔に負けず、他人に情け深く寛容であれと、お話を聞いていて感じました。