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よっしいブログ
「両替手数料」
銀行に行った。
時間のかかる手続きを待っている間に聞こえてきた窓口の会話。
80代前後とおぼしき男性。
「1万円を千円札に両替して」
「当行の口座をお持ちですか?」
「持ってるよ」
「では、両替機でされますと手数料がかかりませんが」
「キャッシュカードは家に置いてきたから」
「窓口では手数料がかかりますが、よろしいですか」
「さっきも来たのに昼休みやったたろ」
「はい、コロナの時期から休ませて頂いています」
「2回も来てるのに、手数料かかるの?」
「申し訳ございません。決まりでして。」
「なんでや、・・・いくらかかる?」
「660円です」
「高っ!、もうええわ」
去りかけるが、思い直してカウンターへ。
「もう一回来るの手間やから、手数料払うわ。
いつでもタダで替えてくれたのにいつからや! ほんま高い。どうなってるねん」
そうなんだ。
時代はどんどん変わっているんだ。
子供の小銭預金に手数料がかかると大騒ぎして2年が経つ。
長い長い昭和が終わり、平成が終わり、令和の時代である。
平成は、始まりから終わりまで、ずっと金利がどん底だった。
その間、銀行は頑張って手数料で稼ぐ会社に変貌している。
私たちも昔のままで止まっていると、
浦島太郎になるか、巧妙な詐欺に引っかかってしまう。
でも、正しい情報を見極め、理解する必要があるとしたら、
高齢者一人では難しい時代だ。
さて、どうしたものか。