「組織図を作った」

たった１９名の会社。

組織図なんて必要ないと思っていた。

みんなでワイワイと言い合いながら、

毎日が楽しければいいと思っていた。

当社の経営のアドバイスをくれる人が、

命令指揮系統が明らかな方が、

責任の範囲や自分のすることを考えるからよい。

と言われ、言われれば作るのは早かった。

しかし、組織図を作った理由を言っていなかったので、

きっとスタッフは、「なんのこっちゃ」だったんだろうと気付き、

組織図を作った理由を書いて、スタッフルームに貼りだした。

若手のメンバーは、「ライズチーム」：上昇していく勢いのある人達。

６０歳以上のメンバーは、「レジェンズチーム」：経験豊かなレジェンド達。

看護師さんは、「ナースチーム」：そのまま。身体と心の痛みを治す人達。

介護スタッフ全体は、「ケアチーム」：そのまま。利用者の残された力を信じ、その人らしく生きて行く手伝いをする人達。

見直すと、なんともチープ感が否めないが、

自分の能力の限界である。

業務改善も現場のライズチームの中心にいる４人で、

「仕事快適化プロジェクットチーム」を作った。

みんなの意見や困り事、足りない部分などの情報を集め、

「仕事すっきり委員会」を開いて、

改善案を作ってもらう。

みんなの気持ちと力を信じ、

働きやすい職場づくりをして行ってもらえればと思う。

時代は令和である。

仕事のやりがいや楽しみは、

自分たちで見つけて行ってくれるといいな。

そんな気持ちが、伝わればいいな。