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「くずし字」
学生時代からの夢がひとつある。
自分は、日本史を専攻していたので、
古文書が読める人になりたかった。
あの、くねくねと曲がりくねった、
点だか線だか分からない文書を
すらすらと読みたかったのだ。
が、読み方を教えてくれる講義はなく、
部活にどっぷりはまっているうち、
するっと卒業して、時が経ってしまった。
ひょんなことから、母校のオープンラーニングセンターでの
くずし字の講義を受講(WEB)することになり、
くずし字の魅力にはまってしまった。
古文書は読めなくても、百人一首の
あの坊主やお姫様の横に書いてある、
のたうち回った歌を読んでやろうと考えている。
明治33年までの尋常小学校では、
例えば「け」を「計、介、遣、希」などの漢字を崩したものを
ちゃんと「け」と読めていた。すごいなあ。
もっと早く読めるようになっていたら、
明治生まれや大正生まれのご利用者と
「これ、読んで!」と教えてもらえたのにと悔やむ。
≪まとめ≫
くずし字が読めるようになって、
和菓子店や飲食店の看板を
ご利用者と読みながら、あれこれ話したい。