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「18歳ルール」
私が以前、子供に言われたことだ。
「運転免許は、生まれてから18歳までは取れないやん。
それは身体的にも感覚的にも判断力も未熟やからやん。
だったら平均寿命が今は男性80.75歳、女性86.99歳で平均すると84歳。
84歳に死ぬとしたら、その前18年間は、間違いなく身体的にも感覚的にも判断力も衰えていくということやん。
だから、平均寿命84歳から18年を引いた年までしか運転できないことにしたらいいねん。
今なら、66歳までに返納する。
人生の始まりと終わりの18年を車に乗れないことにしたらいいと思うんよ」
これが、子供の言う18歳ルールである。
私は、この理論を覆す言葉が見つからなかった。
言われてみると、車は凶器で、ミスると人を殺しかねない。
そんな凶器を操る自信が、いつまであるのかと言われると返事ができない。
便利な生活を手放すのは嫌だ。でも、人殺しにもなりたくない。
自分で終わりを決めることは難しいなあ。
だったら、子供の言う通り、終わりを決めておく方がいいのかも、と妙に納得してしまった。
「私は、会社経営をしているので、75歳まで働かないといけない。
だから、借金を返し事業承継するまで、車を運転したい。」
子供が言った。
「じゃあ、高齢者マークをつけるまでやね。
でも、75歳までに事故をしたら返納やで。」
18歳ルール、私はもう論破する気はなくなっている。