よっしいブログ

「骨折」

最近、なんだか骨折する仲間が多い。

手をついて手の骨、つまづいて足の骨、

そういう私も、一昨年階段を踏み外し手から落ちて骨折、

今年の冬は風邪をひいて鼻をかみすぎ肋骨を折った。

みんな60歳前後。みんな女。

原因は、女性ホルモンの一つであるエストロゲンが、50歳前後からすごい勢いで減るかららしい。

エストロゲンは妊娠・出産に必要なホルモンで、分泌しなくなるとホルモンのバランスが大きく崩れ、閉経する。

骨密度は、18歳ぐらいがピークで、40歳代半ばまで一定を維持し、50歳前後からエストロゲンの分泌減少に連動して急速に減っていく。

骨はもろくなり、反射能力はそれなりに鈍くなり、

「今まで通りの行動ではあかんよ。

そろそろ、人生後半の後半。注意深く生きなあかんよ」

というサインかもしれない。

昔は、閉経後少ししたら亡くなる人が、割と多かった。

平均寿命が延びた今、閉経後40~50年生き続けるのだから、

骨折や骨粗しょう症が増えて、当たり前なのだろう。

60歳、ここから先は、おまけの人生だから、

注意深く、よく食べよく喋りよく動いて、生きて行こう。