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よっしいブログ   「料理が嫌いだ」

よっしいブログ

「料理が嫌いだ」

 

私は料理が嫌いだ。

 

子供の時は、母が仕切っていて何もさせてもらえなかった。

結婚して料理を始めた。

頑張ってレシピを見て作っても、

連れ合いには「塩焼の方がいい」などと言われる。

ソースや醤油をドバドバかけ、食べ終わってもごちそうさまも言わず、皿はそのまま。

文句言うだけかい!と腹立たしい。

子供が3人できた。

育児が加わり、家事は激増し、連れ合いは子供をお風呂に入れる以外、ノータッチだった。

子供たちは三人三様に毎日好き嫌いを言う。

(毎日違うメニューで)(バランスを考えて)(予算の範囲で)

と365日考えて苦手な料理をしているのに、なんという仕打ちだ!!

ある日、もう何もかもが面倒くさくなった。

全く楽しくない。

それ以来、私は「餌を作っている飼育員だ」と思うようにした。

 

世の中の女性がすべて料理好きではない。

料理に興味がない女性もいる。

それでも女性と言うだけで、頑張って料理している。

その結果、何も得することがなかったら、人はどうなるだろうか。

私のように、こなすことを目標に、日々能面のような顔で料理を作るしかない。

 

女性は料理ができて当然!っていう、お花畑的思考が嫌いだ。

おふくろの味なんて、昭和時代、何も家の事をしてこなかった親父たちの幻想だ。

家庭料理が、おいしいはずがない。

主婦は、1円でも安い食材を見つくろっているのである。調味料もそれなり。

修行もしたことがなく、一日の大半を他の家事や育児で追い回されている。

そんな片手間に作る家庭料理がおいしいはずがない。

だから外食産業が流行り、テレビでは延々とグルメ番組を垂れ流す。

 

作ってもらっている者たちよ、

食べたいものは、毎日、出かける前に言え。

作ってもらって文句を言うな。

居酒屋じゃないんだ、何品も出てくると思うな。

せめて、「いただきます」と「ごちそうさま」を言え。

食べた食器を洗い場に持って行け。

 

今は、事実上独り暮らしなので、好きなようにさせてもらっている。

しかし、「料理」と聞くと、反射的に以上のことが頭の中で爆走し、

トラウマに打ちのめされてしまうのだ。

嫌いは嫌い。このままでよかろう。

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