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「昭和の日」
今日は、昭和の日である。
そして今年は、昭和100年である。
昭和は、どんな時代だったかを考える日なのかな?
で、昭和を振り返ってみた。
昭和は、激動と変化に満ちた62年だった。
満州事変から第2次世界大戦と、戦争と混乱が続く暗い前半。
日本は敗戦し、国土は焼け野原となり、多くの人々が貧困と混乱の中で立ち上がらなければならなかった。
30年が過ぎる頃から、「三種の神器」テレビ・洗濯機・冷蔵庫が一気に家庭に普及し、庶民の暮らしは劇的に変わる。
高度経済成長期には、日本人は勤勉で真面目でコツコツと前向きに励み、エコノミーアニマルと言われながら、日本は世界有数の経済大国となり、多くの人々が豊かさを実感できるようになった。
文化の大変革期でもあり、戦後の開放感の中で、洋服・ジャズ・映画など欧米文化が広まり若者文化が花開いた。
40年代にはアニメ・マンガがブームとなり、音楽も歌謡曲からフォーク、ロック、ニューミュージックなど新しい音楽も生まれた。
昭和は「激動の時代」
急激な発展の裏には、安保闘争や公害・格差の拡大など社会問題もあった。
昭和は、戦争の悲劇と平和の尊さ、
貧しさから豊かさへ、
新しい文化の誕生と日本が大きく生まれ変わった時代だった。
少しずつ遠くなる昭和。
戦後の人々が、幸せになりたいとがむしゃらに生きた
あの喧噪感が、なつかしい。
生まれた時から、何でも揃っている令和という今、
令和を生きる人々が、がむしゃらに手にしたい「夢」があればいいな。