

「無意識の偏見」って知ってる?
女子はピンクが好き。
男子は青が好き。
女子はかわいいと言われたい。
男子はかっこいいと言われたい。
女性は買い物が長く、男性はスポーツが得意。
家を支えて働くのは男性で、家庭を守るのは女性。
これらは、「ジェンダーバイアス」
自分事だが、今から30年以上前、就職活動をしていた時。
そのころの名前は、有元全永。
面接してくれた8社のうち7社が「あなたは何人(なにじん)ですか?」と聞いた。
(昭和時代ですよ~)
驚いたのが、結婚した人も「何人かと思ってた」と言った事。
これらは、「ネームバイアス」
大会社の受付には、容姿端麗な女性が揃っていた(昭和時代ですよ~)。
これは、「ビューティーバイアス」
高学歴の人が優れていると期待される。
これは「ハロー効果」
その逆が「ホーン効果」
自分に都合のいい情報を探し出し、
自分の都合のいい人を仲間にしようとする。
これは「確証バイアス」
大きな集団にいると、多数の意見に合わせて自分の意見や行動を変える。
これは「同調バイアス」
自分の趣味や経験などが似ている人の側にいると安心する。
これは「親近感バイアス」
ほかにも「コントラスト効果」「現状維持バイアス」「アンカリングバイアス」「権威バイアス」「自信過剰バイアス」「認識バイアス」「親近性バイアス」…
これらが「無意識の偏見」のラインナップであるらしい。
「無意識の偏見」が気になったのには理由がある。
自分が子供にPCの不具合を見てもらう時、
「自分でググらんといつまでもできないよ」と言われて、
「何をググっていいのかも分からないんのよ、年取るとPCは手強いんよ。」
と、答えた自分に、あれ?と思ったからだ。
「若い人はPCに強い」なんて、完全にエイジズムなのではないか。
自分は都合よくエイジズムを使っているのに、
他人に「年寄りはくどくて迷惑だ」「年よりは忘れやすくすぐ怒る」
なんて言われると、俄然腹が立つのだ。
このブログでも「年取ったから」みたいな言い訳をしてきたなあ。
自分にとっての常識は、世間の常識ではない。
無意識の偏見は、自分で意識しなければ気付けない。
人は毎秒数百万個の情報に出会い、無意識のうちに20万個当たりの情報を処理し、
行動を決めているらしい。(perplexity情報)
無意識に意思決定する時に、個々に色々なバイアスを人はかけているのだから、
「自分の判断には、無意識の偏見はないか」
を問い返すことも必要だな、と感じた。
まとめ
子供にPCの不具合を聞いたことをきっかけに、
無意識の偏見について深掘りし、
気をつけねばな。と、やっと今、気づいたというお話でした。