ブログ・お知らせNEWS


「日本の常識」
日本のガラパゴス化が言われて久しい。
携帯電話を筆頭に、電化製品など世界との互換性がなく取り残された状態をいう。
が、日本で生活している分には特に変だとも思わず受け入れている。
外国の観光客からは、
日本の美しさや人間性を称賛される。
ゴミが道に落ちていない。
夜道が安全に歩ける。
落としたものが返ってくる。
電車は時刻通りに来る。
タクシーの扉が勝手に開く。
トイレの便座がすごくてきれい。
寿司やてんぷらがおいしい。
自動販売機がいっぱいある。
などなど。
今日耳にした話の中に、
「日本でしか通用しないことがあり、
その精で生産性が下がっていないか」
というものがあった。
それは、
外国であれば、不良品は出るものだと考えられているし、
曲がった野菜も食べられるし、
箱が壊れても中身が壊れていなければいい。
一方、日本では、野菜など売り物を一つずつ包装する。
包装が破れていたり壊れていると文句を言われて取り替えないといけない。
だから、不良品を出さないように、繰り返し検品をする。
几帳面で真面目なのはいいが、
そのために、時間と労力をつぎ込むのは、生産性が落ちる、というもの。
日本で生まれ、育ち、そんなに外国へ行ったことのない自分は、
日本の常識がガラパゴス化していないかなど考えて来なかったな。
常識という名の当たり前を
多方面から見る時代なんだろう。
まずは、自分のカチコチの昭和頭から始めるか。
芸能界・テレビ界などのニュースからでも学ぼう。
昭和の常識は、令和の非常識だと。