たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学で認知症状にアロマ療法が効くと紹介されました。
鳥取大学医学部教授の浦上克哉先生が研究した療法で、「かなり物忘れが多い認知症予備軍の人でも正常に戻る」「既に認知症の人でも薬物投与と同等程度に改善可能」とのこと 「4・50歳代の人がすると認知症の予防効果がある」そうです。
理論は、海馬に直結する嗅神経は再生能力が高く、香りで活性化させれば嗅神経に直結した記憶を司る海馬も活性化させ、認知症を改善・予防できるというものです。(詳しくは鳥取大学医学部のページを見て下さい)
浦上先生は、どんな香りが嗅神経に良いのか研究・分析・実験を繰り返し、2005年の日本認知症学会の学会誌にローズマリー・レモン・ラベンダー・オレンジの香りに脳の若返りが期待できるという研究論文を発表、認知症患者10人に1ヶ月間嗅いで貰ったところ認知症の治療薬とほぼ同等の効果が確認されたそうです。
・アロマオイルの配合比率は
【昼用】ローズマリー(集中力が高まる)2滴 レモン(高揚効果)1滴
【夜用】ラベンダー(安眠効果)2滴 オレンジ(リラックス効果)1滴
(浦上先生の研究ではこの配合が最も効果的なんだそうです)
①【昼用アロマ】はアロマ用のペンダント等にアロマオイルを染みこませて、できれば午前中、2時間以上嗅ぐ
②【夜用アロマ】は枕元にアロマオイルを染みこませた物を置くか拡散させ、就寝1時間前から2時間以上嗅ぐ(リラックスして良い睡眠が取れる)
アロマ療法は、日々物忘れで悩んでいる認知症予備軍ぐらいの方に劇的な効果があるようです。
匂いを嗅ぐだけでいいのなら、試してみたい気もします。この近辺ではジャンボスクエア河内長野で買えます。