ブログ・お知らせNEWS


「中秋の名月」
今日は、中秋の名月。
自分たちの時代には、これといった行事ではなかったので、
中秋の名月と書いた紙をネタに、ご利用者に聴いてみた。
その中で、ご利用者が知っていて、スタッフが知らなかったものが一つあった。
それは――「きぬかつぎ」
里芋の小芋を皮付きのまま茹でるか蒸し、
切込みを入れ皮を剥いて食べる料理のこと。
蒸しあがった里芋の皮をつまむと、するりと簡単に剥ける。
平安時代の高貴な女性は、外出の際に顔まで衣(きぬ)をすっぽりとかぶって隠した。
その様子をなぞらえて、「衣(きぬ)をかつぐ」=「きぬかつぎ」と呼ぶようになったのだと言う。
なぜ里芋なのかと言うと、
昔の庶民は米をあまり作っておらず、
サトイモやカボチャが主食だったからだそうだ。
「おばあちゃん・おじいちゃんの知恵袋」
利用者の方々に、色々なことを教えていただけて、本当に有難い。
今のうちに、
「なんで?」「な~に?」と
たくさん聞いておきたいと思う。