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「桜が切られて行って…」
春爛漫な空気になってきた。
子どもが、
大きな枝垂桜が並ぶ景色を見せに連れて行ってくれた。
それは見事で、
この世のものとは思えないほどの景色だった。
自分の住む町にも、
たくさんの桜がある。
春になると、どこを見ても薄桃色に染まっている。
けれど、ここ何年かで多くの桜が切られている。
近くの公園の桜。
高台の道沿いの桜通り。
団地の桜。
あちこちの公園の桜。
気がつけば、
見慣れた景色から、
少しずつ桜が消えている。
害虫や病気、大風など、
理由はたくさんあるのだろう。
それでも、ぽっかり空いた空間と
根元で切られた桜の姿を見ると、
やはり寂しい。
ソメイヨシノは、同一の遺伝子を持つクローンだと言われている。
戦後に植えられた木々が、
樹齢60〜70年を超え、
いま老木化のピークを迎えている-
そんな話も、現実味をもって感じられる。
今年の桜をしっかり見ておこう。
来年の桜も、その先の桜も。
生きている限り、
春の桜を見ておこう。
いつかソメイヨシノがなくなるその前に。
