ブログ・お知らせNEWS


「玄関に飾られた絵」
事業所の玄関に、一枚の絵が飾られている。
鉛筆で描かれた、二羽の鶴。
「袖黒鶴」と題され、
虹とともに
「幸せを運んで!!」「心ゆたかに」
という言葉が添えられている。
この絵には、小さなエピソードがある。
ある日、事業所に一通の手紙が届いた。
「自分は高齢の男性だが、料理が得意で、どんな料理でも作れる。
施設で料理をさせてもらえないか」
という内容だった。
しかし、うちの事業所は外注で弁当を頼んでおり、
調理をお願いできる環境にはない。
そこで事情をお伝えしながら、
手紙をくださった行動力と、
そのあたたかい気持ちへの感謝を込めて、返事を書いた。
しばらくして、その方が事業所を訪ねて来られた。
手には、この絵を持って。
「手紙が嬉しかったので、気持ちを込めて描きました」
そう言って、そっと手渡してくださった。
その後、しばらく世間話をした。
いつまでも、人のために何かをしたいと願う気持ちに、
頭が下がる思いだった。
自分も、そんな心を持ち続けていたい。
どうぞ、事業所に来られたら、
玄関の絵を見てください。
人って、捨てたものじゃない。
