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よっしいブログ
「月のあかり」
月のあかりと言えば、
♪~あかりをつけるな~♪
私たちの年代は、間違いなく桑名正博のメロディーが浮かぶ。
久々にこの歌を口ずさんだ。
ロケーションは、夜行フェリー、夜の11時前。
バルコニーに出ると、空に三日月が出ていた。
ついさっきまで、小さな明かりがぽつぽつ光るだけの闇だった。
それがどうだろう。
三日月の空は、ぼうと明るく、波の揺れがキラキラと輝いていた。
月のあかりに照らされて島影が見え、波間のきらめきで船の形がしっかりと分かった。
しばらく月を見ていなかったことに気づく。
すごいな。月のあかりは、こんなにも明るいんだ。
月の光を見ながら思う。
月は自分では光らないのに、闇夜を照らすことができる。
太陽の光を受け止め、静かに間違いなく周りを照らす。
そんな生き方もいいかもな。
ご利用者の望みを静かに照らし出そうか。
あ、でも
月だったら、消える日があるか。
たまには闇に消える日。
それもいいかも。