「またまた失敗」

ある夜のことだった。

毎晩飲むお酒は、５％の発泡酒と６％の焼酎のサイダー割５００ml１本づつ。

どころがその夜は、９％のコークハイと６％の発泡酒、

その上、ウヰスキーの水割りを２杯頂いた。

自分は、たま～に悪酔いするぐらいで、お酒に強いのが自慢だった。

その気で何も考えず、呑んでいた。

すると、

足に来た。

トイレのつもりで立ったのに、反対方向の窓ガラスの方へ身体が傾いていった。

そこにストーブがあったので、またいで避けたのがいけなかった。

足が効かないうえにバランスを崩し、

お尻から窓ガラスに座り込んだ形でぶつかった。

厚さ３~４ミリのガラスが、お尻の部分から放射線状に割れた。

子供が駆け付け、体についたガラスをのけ、

掃除機をかけ、段ボールで窓をふさいでくれた。

「早くお風呂に入りなさい！」

「はい」

その夜は、お尻が痛くて眠れなかった。

夜中にシップを貼り、痛み止めを飲んだ。

深く深く、反省した。

いつまでも若い頃の栄光（？）を引きずらないと決めた。

本当に本当に懲りた。懲りた。

年を重ねていくと、今まで通りにはいかないことが増えてくる。

分かっちゃいるけど、自分事として認めていなかったのだ。

これからは、自分の行動は、思い通りにいかないと思って、

しっかりと目配り気配りをしていこう。

大変えらいことをして、深く反省したという話でした。

骨、折れてなくて、ほんの少しほっとした。