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同年代の方が、次々と亡くなっていく。
それも、自分の人生に深く関わってきた方々が。
山田五郎氏は、テレビでよく見かける博識な人だった。
コロナ禍に始まった絵画のYouTubeに、私はすっかりはまってしまった。
難しい美術の話を、ユーモアを交えながら分かりやすく語る。
その豊富な知識と軽妙な語り口を、いつも楽しみにしていた。
東野圭吾氏との出会いは、2008年に放送されたテレビドラマ『流星の絆』だった。
そこから『ガリレオ』『新参者』と、映像化された作品を次々に見て、やがて原作も読みあさるようになった。
お二人は同じ年に生まれ、亡くなった原因も癌だった。
同年代ということもあり、その衝撃は大きい。
深い喪失感と虚無感が、押し寄せてくる。
稀代の作家と評論家。
お二人とともに失われた膨大な知識や才能を思うと、言葉がない。
もし、これから先も生きておられたなら、どれほどの作品や言葉を残してくれただろう。
そう想像すると、ただただ力が抜けていく。
そして、お二人の知識の深さに触れるたび、自分の知らなさに愕然とする。
同年代の偉大な人が亡くなると、自分の生き方を考えてしまう。
足元にも及ばない。
それでも、同じ時代を生きた一人として、恥ずかしながら、これからも生き続けていこうと思う。
お二人が生きることのできなかった今日を。
そして、明日を。
